魔力と魔法

『魔力』はファーイリアの世界に遍く存在し万物の根幹を成り立たせるエネルギーです。
『魔法』は『魔力』が何らかの形質で発現する現象であり、繁殖や成長といった生命活動、風雨や河川の流れのような自然現象にも秘められています。
しかしそれは裏を返せばすべてが魔法に依存した世界ということでもあり、魔力のほんの少しの歪みで世界は正常な姿を失ってしまうのです。

十二属性


魔力が魔法に変換される際には、その性質の傾向によって十二に分類される属性が割当てられます。
十二属性は『静』と『動』の二つの性質に分かれ、六組の対を成す相反関係を持つ他、一つずつ有利な属性と不利な属性を持ちます。

『増加』を司る動の属性。燃焼や生命の成長に発現します。
氷を相反属性とし、土に有利、水に不利です。

『減少』を司る静の属性。凍結や生命の衰弱に発現します。
火を相反属性とし、風に有利、雷に不利です。

『転換』を司る動の属性。落雷や生命の運動に発現します。
水を相反属性とし、氷に有利、土に不利です。

『循環』を司る静の属性。水の流れや生命の回復に発現します。
雷を相反属性とし、火に有利、風に不利です。

『拡散』を司る動の属性。大気や生命の移動に発現します。
土を相反属性とし、水に有利、氷に不利です。

『圧縮』を司る静の属性。大地や生命の安定に発現します。
風を相反属性とし、雷に有利、火に不利です。

『干渉』を司る動の属性。日光や生命の外向性に発現します。
闇を相反属性とし、死に有利、想に不利です。

『内包』を司る静の属性。夜の闇や生命の内向性に発現します。
光を相反属性とし、命に有利、幻に不利です。

『感覚』を司る動の属性。生命の感覚や情報の出力に発現します。
想を相反属性とし、闇に有利、死に不利です。

『記憶』を司る静の属性。生命の記憶や情報の入力に発現します。
幻を相反属性とし、光に有利、命に不利です。

『発生』を司る動の属性。生命の誕生や維持に発現します。
死を相反属性とし、想に有利、闇に不利です。

『終息』を司る静の属性。生命の死滅をはじめあらゆる存在の消滅に発現します。
命を相反属性とし、幻に有利、光に不利です。

十二属性相性一覧表


十二属性の魔法を単純な攻撃力/防御力として用いた際の対象への影響力です。
実際は他の様々な要素が絡むためこの図の通りには行かない事も多いです。

攻\守
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◎…かなり有効 ○…有効 ●…少し減少 △…かなり減少 ×…ほぼ無効
-…ほぼ無効、吸収

  • 最終更新:2012-11-03 05:20:11

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